2019/02/20 04:18 |
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2017/01/04 00:00 |
今年は何冊読めるのやら。 |
2015年の年末、ふと気づいた。今年、たった三冊しか本を読んでない、と。
年々読む冊数が減っているとは思っていたが、よもや三冊とは自分でも驚いた。というわけで、翌年、つまり2016年(現時点からすると去年のことだが)、とにかく読もうと固く心に決めたのだけれど、終わってみれば八冊しか読めていない。
とほほ、である。
特にせっせせっせと読まなくともいいではないか、とも思うのだけれど、このままだと死ぬまでに積読本を読破できないのである。このことについては数年前から気づいていたけれど、だらだらしているとあっという間に一年が過ぎてしまい、結局月に一冊も読めていないのだった。
なのでしばらく買うのを控えていたんだが、なぜか次から次へと読みたい本興味深い本がどんどん出てくるではないか。見たら手に取ってしまいたくなるし、中をぺラリでも見てしまえばすぐにでも読み始めてしまいたくなる。
後ろ髪をひかれつつ買うのをやめた本が、ベストセラーにでもなった暁にはもう悔しくて悔しくて。その本はもう出た時から知ってます、知ってるんですよ。面白そうだなと思ってたんだすよ。でも読んでいないから語れない。ウキーってなるので、買い控えは止めた。
そして増えていく積読本。非常にヤバい。
というわけで、今年はなんとしても月に一冊は読まねばと思っている。~ねば、なんて言ってしまうと辛くなるんだけど、ここはやはりそれぐらいの気持ちで挑まねば。
とはいえ、月に一冊など読書家からすれば、冗談いってんのかと怒鳴られそうではあるが、年三冊まで落ちたペースを一気に上げるのは少々難しいと思われるので。
これぐらいから、ぼちぼちと。
ちなみに、去年の八冊はなかなか良かった。
長年読み切れなかった「生きにくいー私は哲学病。」を読むことが出来たし、久しぶりに読んだ長野まゆみ氏の「あめふらし」は思いの外よかったし、「猫の神様」はぽろぽろ泣けてきちゃうし、十年ぶりに「R・O・D」の新作が読めたし(挿絵の読子さんが色っぽくなってたし)、でも背表紙のデザインが変わっていて並べるとちょっと残念な感じになるんだけど、あと「夏への扉」の新訳も読めたし、いい年ではあった。
今年もいい本に巡り合えますように。
とりあえず読まないことには、いい本かどうかもわからんので、とにかく頑張ろう。うん。
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