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観たり読んだり書いたり食ったり。

読んだり観たり書いたり食ったり、したこと書きます。
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さとp

非公開

2016/05/24
20:41
「ひそひそ星」

ひそひそ星 [ 園子温 ]

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感想(0件)




ずいぶん前にTwitterか何かで知った映画なんだけど、予告を観ていいなぁと。
そう思ったものの、すっかり忘れていたんだけれど、つい先日またTwitterでこの映画のことを呟いている方がいて、いい作品だとのことだったから、やはり観なくちゃとなったしだい。
物語は簡単で、アンドロイドの鈴木洋子が宇宙船にのって、郵便物を宅配するというもの。
主に出てくるのは鈴木祥子と彼女が載っている宇宙船のコンピューター。
宇宙船内は昭和初期を思わすレトロなもので、ワンルームのなかに洗濯機やら流しやらがある。
アンドロイドなのに、時々何か飲んでいるのが不思議。お湯を沸かしたりして。
洗濯もするし、何度か電池も変える。電池で動いているところが、ツボにはまってしまった。(笑)

終止たんたんと映像が流れて、静かで、宅配先は荒涼としたところばかり。
アンドロイドなだけに、表情は変わらないんだけれど、宅配先に降り立ち、先方と出会うとき、何かが起こるような予感が感じられて、ちょっとドキドキしたりする。
監督は園子温氏で、氏の映画は「愛のむきだし」しか観ていなくて、この映画は長いしハチャメチャだし、派手な映画を撮る人なのかと思っていたけれど、この映画は全然違った。
静かだし、たんたんとしているし、すごく不思議な映画だった。
一回観ただけでは、解釈出来ないような、そんな映画。

愛のむきだし [ 西島隆弘 ]

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感想(11件)




ちなみに ↑ これが愛のむきだし。ホントにしっちゃかめっちゃか何だけど、面白い。
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2009/06/30
12:06
「寝ずの番」

お葬式のとき、仏さんの火を絶やさないように番をする。
家人たちがその寝ずの番をしながら、思い出話を語る、という話。
すごく簡単に言えば、である。

この家人というのが、落語家で一人一人がいちいち落ちをつけたり、ふざけた事を言ったりで、そのたびにくくくっと笑ってしまうのだが。
そんな身内のなかに、一人素人が加わっている。
誰も知らない、師匠の奥さんのお父さんの三番目の奥さんの弟の子。
確かそんな感じ。ちょっと間違ってるかもしれないけど。
で、それを演じているのが蛭子さん(漫画家の)で、すごく合ってる。
間の悪さとか。
出演者の中で本当の芸人は師匠の末弟子一人なのであるが、弟子達の漫才のような会話はテンポよくて、さすがはベテラン俳優だなと思わせる。
ちなみに、弟子は中井貴一、岸部一徳、笹野高史、木下ほうか、田中章である。師匠は長門裕之。
中井貴一は真面目な役が多いって印象だけど、今回みたいなコメディーな役も上手いなぁ、と改めて思った。
この映画R15なんだけど、子どもに見せてやばいなというシーンはほんのちびっとなんだけど、質問攻めにはあいそうで、またその質問には答えられない。
ラストなんか、すごいなぁ、って感心するぐらいすごい替え歌のオンパレードで、公衆の面前じゃ映画の説明が出きんぐらい。
この映画はTVじゃ放送できないんじゃないかな。

そうそう、木村佳乃が中井貴一の妻役で出ているんだけど、これまた大胆な訳で、見事、と思わず言ってしまいそう。
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2009/05/30
12:04
「初恋」 (過去に書いたもの)

1968年12月。
その事件は起こった。三億円事件。
警官を装った人物が銀行輸送車ごと三億円を奪った。あれから40年近くたち、犯人が捕まらないまま時効を迎えた事件。

この事件の犯人はどんな人物か、今までテレビ番組等で語られてきた。
今回この映画の中では犯人は女子高生である。


暗い影を持つ少女みすず。彼女は昔別れた兄のいるジャズ喫茶Bに出入りするようになってから、少しずつ明るくなっていく。
そして、その仲間のうちの一人の青年に想いを寄せる。

これは事件の話ではなく、恋物語なのである。
みすずの想い人はひとことでいうとインテリという事になるだろうか。そんな感じは受けないのだが。
当時学生運動が盛んで、若者は角材を持ったり石を投げたりと警察というか権力とぶつかっていた。
他の若者同様、権力に反発しながらも、自分は頭で勝負したいとある計画をみすずに打ち明ける。
それが三億円強奪計画。

みすずは気付いていないが、このとき岸はみすずを大切な人としてみている。
こんな事を頼めるのはみすずしかいない、だが、危険な目にあわせられない。という揺れ動く心がすごく見えて、切なかった。
みすずのほうも、やめてもいいと何度となく岸は言うのだが、彼が言った「お前が必要だ」の言葉に答えたくてしかたがない。

今だったら、例えみすずが未成年だろうと、あっという間に最期の一線を越えてしまいそうだが、この二人は手も握らない。
昔は節操があったんだな。と思ったりした。

ラストは原作とは少し違っていた。でも変えたことで、権力の大人の汚い部分が浮き彫りにされて、これはこれでよかった。
みすずが岸の想いを知るシーンも、映画の方がいい。



余談だが、実際この事件の犯人は今どうしているのだろう。

この事件、誰もキズついていないし、日本人は一円の損もしていない。このとき奪われたお金は、一銭も使われていないのである。この映画同様、権力への抵抗だったのだろうか。
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2009/05/11
11:55
「ジャンゴ」

ウエスタン映画。といっても舞台は日本。
壇ノ浦の戦いから数百年後と言う設定だ。
戦うのは当然、源氏と平家。

とある山間の山村にはお宝が眠っていると言う噂が。
あちこちからそのお宝目当てに盗賊たちがやってくる。そして最終的には源氏と平家のそれぞれの子孫が村を二つに割ってのにらみ合い。
村の保安官は板ばさみになり、二重人格に。常に優勢なほうにつこうとうろうろしている。

その村に、一人の男が立ちよる。その男を用心棒に、とうとう最終決戦がはじまった。

舞台は先に書いたとおり日本。だからといって、ちゃんばらが始まるわけではない。
この映画はウエスタンなのだ。
あるのは撃ち合い。ガンアクションだ。
服装も着物を着ているわけではなく、かなりウエスタン寄り。その代わりと言ってはなんだが、建物は和製である。
これがなかなかしっくりしていて、まったく違和感がない。

この映画の面白いところは、見せ場は見せ場で手に汗握る銃撃戦であるのだが、コメディーテイストもありなところだ。

源氏のドンは伊勢谷友介、平家のドンは佐藤浩一。
佐藤浩一はかっこい二目俳優というイメージであったのだが、何年か前の三谷幸喜監督の映画以来、三枚目が入ってきている。
今回の役どころも三枚目の要素が強い。

部下に慕われている伊勢谷ふんする義経に対し、あまり慕われていない佐藤清盛。
部下を盾にしてでも自分は助かる、という男で、その盾にする様子や、自分の考えを部下に押し付けるところなんか、ダダをこねる子どもみたいで、ちょっとお茶目でかわいい。

それから村人。
木村佳乃演じる夫を清盛に殺された女、静とその子ども平八、そして桃井かおり演じる義母ルリ子。

もともと源氏の血を引いている静が義経の下に身を寄せている。
だが、決して夫の恨みを忘れたわけじゃない。
そして彼女をめぐる恋争いも勃発している。
木村さんも、イメージとして清純というのがあったんだけど、前回観た「寝ずの番」のときもわぉ、と思ったが、今回もすごいベットシーンがあり、圧倒されてしまった。

さてさて、かくして大銃撃戦が始まったのだが、実はここで隠しだまが一人。
ずっと観てきていると、彼女があの人というのがわかってくる。
あの人とは伝説の女ガンマン。彼女というのはルリ子。

最後まで手を出さずに見守ってきたルリ子だが、最後にやはり銃を手にする。

まぁ、そのかっこよさったら。
今まで観てきた男どもの撃ちあいがかすむようだ。

話も奇想天外で面白いけど、演じている俳優が誰もが曲者で、いい味を出している。
アクションにスカッとし、ちょいと涙して、笑える話。

一粒で三度おいしい、そんな映画。
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2009/04/10
12:01
「ドラえもん 新のび太の宇宙開拓史」

声優総入れ替えをして新しくなってから3作目のドラえもん。

今回も前作のリメイクだ。

ある日、のび太の部屋の畳の下と、遠い星コーヤコーヤ星に住むロップルの宇宙船のドアと繋がった。
そこから物語は始まる。

相変わらずジャイアンたちにいじめられているのび太。
ロップルの危機を助けたのび太とドラえもんは、いつまでも繋がっているコーヤコーヤ星に遊びに行く。
コーヤコーヤ星と地球では時間の進み具合が違い、コーヤコーヤ星で一日遊んでも、地球では一時間しかたっていない。

おりしも空き地を中学生に奪われたのび太たちは、ジャイアン、スネオ、静香ちゃんたちとコーヤコーヤ星にやってくる。
が、そこでコーヤコーヤ星の移民たちに嫌がらせをするガルタイト鉱に遭遇。
命がからがら逃げ帰ったジャイアンたちは、こんな危ないところで遊べるかと帰ってしまう。それがきっかけで、のび太と仲たがい。

コーヤコーヤ星は地球より重力が弱く、この星に来るといつものろまののび太でさえ、スーパーマンになれる。
そしてその力でガルタイト鉱山の奴らをやっつけ、一躍ヒーローになる。
その事にも気をよくし、ロップルたちを助けるために、そしてロップルたちと遊ぶためにちょくちょくこの星を訪れる。

コーヤコーヤ星では、この星に眠っているガルタイト鉱石を狙ってガルタイト鉱業が星の住民を立ち退かそうと嫌がらせを続けているのだが、のび太の出現により予定通りに行かない。
そこで強硬手段に出ることに。
地殻変動と偽って、星を爆発させようというのだ。

急に火山が爆発し、地震がおき、そして地殻変動で星が爆発するという警告をうけ、住民たちは逃げる相談をし始める。

こういうときこそなぜのび太は来ない、と口々に言う住民たち。

一方ののび太はというと、たびたびいなくなる事がママに知れ、静香ちゃんをお目付け役に勉強をやらされており、とても行ける状態じゃない。

1人地殻変動の秘密を探りに出かけたロップルを心配したチャミーが、のび太の部屋に助けを求めてやってくる。

このとき、それまでぴったりくっついていた畳の下と宇宙船の扉が、ずいぶん離れていた。
このまま向こうへ行ってしまっては、もう帰ってこられないかも知れない。
そういう思いがよぎるのび太だが、友人の危機に黙っていられず飛び込んでいく。

1人残された静香ちゃんは、ジャイアンたちを呼びに行きスネオとともに後を追う。

そうやっていつもの5人は、悪党ガルタイト鉱業をやっつけるのだった。



ずいぶん長くなってしまった。
あらすじを書くのは、苦手。





作画の面でいうと、全シリーズと違いキャラクターが崩れまくる。(作画失敗ではなく演出で)
最初はちょっとついていけなかったが、今は少しなれた。
というか、あれはあれでいい味を出していると思う。
演出でいうと、となんだか専門家みたいだけど、知ったかぶりですよ。
でいうと、ギャグの入れ具合がいい。
前回はときどき説教、というのはちょっと違うな、なんていうのかな、
教育的というか、そういう感じになっていたところもあったんだけど、
今のシリーズがそれをあまり感じない。
笑いのせいか?


劇場版では、とにかくのび太がかっこよく描かれるので好き。
のび太は普段、かなりダメダメ少年に描かれているが、空気銃の腕前があんにあるんだから、それだけでもうダメダメではないのだが。
個人的にはそう思う。
それに、優しい。

劇場版に出来杉君が出てこないのは、出来杉くんだと静香ちゃんが呼びに来た時点で、ジャイアンのように飛び込んでいかないからだ。
あの五人とは違い、大人だから。
だから、劇場版では仲間に入れてもらえないんだ。



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