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読んだり観たり書いたり食ったり、したこと書きます。
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さとp

非公開

2009/05/11
11:55
「ジャンゴ」

ウエスタン映画。といっても舞台は日本。
壇ノ浦の戦いから数百年後と言う設定だ。
戦うのは当然、源氏と平家。

とある山間の山村にはお宝が眠っていると言う噂が。
あちこちからそのお宝目当てに盗賊たちがやってくる。そして最終的には源氏と平家のそれぞれの子孫が村を二つに割ってのにらみ合い。
村の保安官は板ばさみになり、二重人格に。常に優勢なほうにつこうとうろうろしている。

その村に、一人の男が立ちよる。その男を用心棒に、とうとう最終決戦がはじまった。

舞台は先に書いたとおり日本。だからといって、ちゃんばらが始まるわけではない。
この映画はウエスタンなのだ。
あるのは撃ち合い。ガンアクションだ。
服装も着物を着ているわけではなく、かなりウエスタン寄り。その代わりと言ってはなんだが、建物は和製である。
これがなかなかしっくりしていて、まったく違和感がない。

この映画の面白いところは、見せ場は見せ場で手に汗握る銃撃戦であるのだが、コメディーテイストもありなところだ。

源氏のドンは伊勢谷友介、平家のドンは佐藤浩一。
佐藤浩一はかっこい二目俳優というイメージであったのだが、何年か前の三谷幸喜監督の映画以来、三枚目が入ってきている。
今回の役どころも三枚目の要素が強い。

部下に慕われている伊勢谷ふんする義経に対し、あまり慕われていない佐藤清盛。
部下を盾にしてでも自分は助かる、という男で、その盾にする様子や、自分の考えを部下に押し付けるところなんか、ダダをこねる子どもみたいで、ちょっとお茶目でかわいい。

それから村人。
木村佳乃演じる夫を清盛に殺された女、静とその子ども平八、そして桃井かおり演じる義母ルリ子。

もともと源氏の血を引いている静が義経の下に身を寄せている。
だが、決して夫の恨みを忘れたわけじゃない。
そして彼女をめぐる恋争いも勃発している。
木村さんも、イメージとして清純というのがあったんだけど、前回観た「寝ずの番」のときもわぉ、と思ったが、今回もすごいベットシーンがあり、圧倒されてしまった。

さてさて、かくして大銃撃戦が始まったのだが、実はここで隠しだまが一人。
ずっと観てきていると、彼女があの人というのがわかってくる。
あの人とは伝説の女ガンマン。彼女というのはルリ子。

最後まで手を出さずに見守ってきたルリ子だが、最後にやはり銃を手にする。

まぁ、そのかっこよさったら。
今まで観てきた男どもの撃ちあいがかすむようだ。

話も奇想天外で面白いけど、演じている俳優が誰もが曲者で、いい味を出している。
アクションにスカッとし、ちょいと涙して、笑える話。

一粒で三度おいしい、そんな映画。
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