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さとp

非公開

2016/03/17
13:19
「ゼロ・ストーン」アンドレ・ノートン 小隅黎・梶本靖子訳



 この本を買ったのはずいぶん前のこと。この頃はSF、FTがマイブームになっていて、いろいろ買いあさっていた。日本の作家に関しては、著者買いをすることが多く、たとえば新井素子大原まり子火浦功岬兄悟等をよく読んでいた。
 余談ではあるけれど、去年だったか今年だったか忘れてしまったが、Twitter上で実在しないとのツイートが回ってきていて驚愕した。真意はわからないが。(笑) 
 大御所である星新一北杜夫、筒井康隆氏や平井和正氏、小松左京氏等の方々の本も当然読んでいたわけだけれど、前者の方々ほうが読みやすく多く読んでいたのは事実。
 海外ものに関しては、特に特定の好きな作家も居らず、SFマガジン等の雑誌の紹介記事を見て買ったり、表紙買いをしたりしていた。さすがにブラッドベリは知ってはいたけれど、もうお亡くなりになっているものだと、失礼ながら思っていた。
 そんな感じの時に買ったもの。
 この頃の買い方と言えばもう、手当り次第にがっぱがっぱと買っていて、当然読むのが追いつかない。この本もその例にもれず、積読本の山に長らくうずもれていた。
 去年あたりからこれではいかんと、わりと古いものから手を付けていて、これもその一冊。
 さておき。
 ネタバレになるようなことはあまり書かないつもりではあるけれど、一応区切っておく。




宇宙を舞台にした物語、スペースオペラと言えばいいのだろうか、最近あまり聞かないけど。
 主人公の宝石鑑定見習いのマードックと、彼が父から受け取って石を巡る物語で、その石のために追われる身となるのだが、物語中盤になるまで石が原因だとわからない。
 逃げる途中なんとか貨物船に乗り込むことが出来たマードックだったが、途中下車した星で猫を媒体にして乗り込んで来たエイリアン、イートと共に宇宙に掘り出される羽目に。
 イートはテレパシーを使ってマードックと会話し、彼を助ける。ただ、それは助けたというよりはイート自身、自分の身を守るにはマードックと一緒のほうが良いとの判断で、それ以外の感情によってマードックと一緒にいるわけではない。
 宇宙に放り出されはしたものの、イートの指示のもと、二人は何とか生き延びとある星に不時着する。身も心もぼろ
ぼろになりながら、それでもイートと共に何とか助かる道を模索するマードック。もともとの原住民らしき怪物から逃れるのも大変なのだが、次に現れた海賊ギルドに捕まり、そこから抜け出せたと思えば、見かただと思っていたパトロールマンには、勘違いから海賊の仲間もしくはそれと同等のものとみなされ、追われることに。
 最終的には、とても強引なやり方で出はあるだが、パトロールマンの誤解を解き、星から脱出し自分の宇宙船まで手に入れることが出来た。

 大体のあらすじはこんなもの。
 最初の数ページはまどろっこしく感じていたのだけれど、イートが出現したあたりからどんどん面白くなっていく。ラスト近くのパトロールマンとのやり取りは、ハラハラとさせるものがあり、読んでいて楽しかった。誤解をしているパトロールマンには、お前人の話聞けよ、なんて突っ込みを入れたいぐらいの頑固者で、あまり好きには慣れないキャラではあった。
 イートは猫型エイリアンということになっているけれど、本当はどういうものなのか謎のままで、それはそれで気になるところ。
 この話には続きがあり、この本と一緒に発掘したんで、またうずもれて行かないうちに、なんとか読み終えてしまおうと思う。





英語版もあったので、ついでに貼っておく。日本語のはこっち。↓

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