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2018/10/24
02:53
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2009/05/15
11:09
「銀のいす」 読了。




全七巻あるナルニア国物語のうちの一冊。
第二巻「朝びらき丸、東の海へ」で、カスピアン王子と一緒に旅に出た少年ユースチスと、学校ぎらいのジルがナルニア国へ呼ばれる。

ナルニアでは前回ユースチスが訪れたときより70年もの歳月がたっていて、カスピアンはすっかりご老体になっていた。
ユースチスとジルはそのカスピアンのいなくなった息子、リリアン王子を見つけ出すためにアスランによって呼ばれたのだった。

さほど仲良しでもない二人は協力して旅をするうちに、お互いを信頼し合い、認め合っていく。
そして自分たちの世界ではいじめっ子から逃げていたジルだが、旅を終えた彼女は、いじめっ子たちに立ち向かう勇気も持てるようになっている。

この話に留まらず、他の話でもそのパターンは同じで、
なんらかの問題解決のためにアスランに呼ばれて、子供たちがナルニアにやってくる。
ケンカしたり、協力したり、いろんな冒険しながら無事問題を解決した頃には、すっかり成長して、そして自分たちの世界に帰っていくという形になっている。

こういう物語では王道だと思う。
悪くはない。

ナルニア国という、不思議な世界も興味深く面白い。
魔女が出てきたり、地下人が出てきたり、小人や巨人も出てくる。
楽しい世界だ。

先に映画化された「ライオンと魔女」でも映像も綺麗だった。




嫌な見方をすると、
ナルニア国民にとって絶大な力を持つアスラン。
その人(ライオンだけど)の持つ力もすごい。
じゃ、なぜ自分で問題を解決しないのか。
子供たちを呼び寄せておいて、問題が解決するまでほりっぱなしである。
不思議だ。

そして、今回えっと引っかかったのが、食べ物のこと。
巨人の国でユースチスたちが振舞われた食事がものいう鹿のものだとわかった途端、食べるのをやめてしまうシーンがある。
ものが話せるということは意思の疎通が出来るということで、そういう動物は食べないというか、共食いと同じ意味のようである。
なるほど、それはわかる。
もしも、豚や牛が話せるなら、と想像するだけでそれらを食べることがはばかれる。

なのに、終盤でお肉たっぷりのソーセイジが出てきたりする。
そしてそれがとてもおいしいと。

ナルニアでは話せない動物は、普通に食するのだとわかる。
何処が違うのか。
うーん。
解せない。
話せる動物とそうでない動物がいるのがわからない。

動物と話せる世界というのは、実に楽しい世界ではあるだろうけど、
食事問題になると、どうもあやふやというか、矛盾が生じるように思う。


余談だが、今回ユースチスたちと一緒に旅に出ることになったナルニアの沼人の泥足にがえもんという人物がいるのだが、泥足はさておき、にがえもんとは原書ではどういう名前になっているのか、気になるところだ。


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ナルニアも、後一冊残っているので、時間をあまり空けず、早いうちに読んでしまおうと思っている。
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